子供たち 自分も子供に分類されそう。(19日目/ティマル)

子供たちとプロレスか総合格闘技かよくわからない遊びをしていると、いつの間にか大人たちは家の中に入り、ビリヤードを楽しんでいた。

俺は精神年齢低いからか、子供たちと遊んでいたほうがおもしろい。


プロレスはまあ、身長差、筋力差、人生経験の差・・・そして大人げなさで、子供たちを圧倒してしまうので、途中から審判を担当した。


さて、ディオとコディットの闘い。

流石に3歳くらい年上で体重もずっと重いコディットが勝つだろう。

コディット
Guhe!(ぐへっ!)

・・・て、コディット押さえ込まれて劣勢。

えだ:審判
ギブアップ?
コディット
Yes. Give up...(うん、ギブアップ・・・)

コディットぉぉぉ!もっと根性見せろよ!!

コディットは力尽きた。プロレスはもう終わりだ。

ディオ
Shown to you.(見せたいものがある。)

ディオ、今度は何だ?

その見せたいものは、ちょっと遠くにあるらしい。
物置から自転車を取り出して、謎の目的地へ向かう。

公道を少年がバイクで走る。

左、コディット、右、ディオ。

ディオ?公道でバイク乗っていいのか?
10歳くらにの少年だが、免許持っているのか?もしくは免許必要ないのかな?
ニュージーランドの道路交通法はよく分からん。


ちょっと走ったところで、ディオが止まる。

ディオ
This!(こいつ!)

こ、これは・・・!?

顔がぶれちゃった。

毛、刈り終わった羊。別にめずらしくないじゃん!

・・・と、何か違和感。
羊のくせに、人に近づいてくるじゃないか!?

どうもこの羊はディオたち家族のペットらしい。
羊も人になつくようになるんだ。

とりあえずペチペチさわっておいた。


この後、牛を追いかけ回したり、鳩のたくさん住む橋の下へ行ったり・・・ディナーまでずっと遊んでいた。

  • 一言 童心に返ったような。