観光案内再び またもや日本人ツアー客に紛れる。(17日目/アッシュバートン)

アッシュバートンに向かうバスは、またしても日本人ガイドが同乗しているツアーバスだった。

そしてまた「特別」ということで、ヘッドホンを借り、日本語の観光案内を聞かせてもらう。
(観光案内はツアー客のためのもの。)


進行方向左手、プカキ湖が見える道を南下していく。

湖がキラキラ光っていた。

やっぱり、この湖綺麗だよ。
左側の席が空いてなくて残念だ。

降りたい!

マウント・クックもよく見える。

手前から、のどかの緑、水色の湖、力強い山脈、澄んだ空。この組み合わせは相当好きだ。


やがて殺風景なマッケンジー地方へ入っていく。
ここでまた羊を盗んだマッケンジーさんのお話を聞かせてくれたが、往路のバスガイドと全然違う内容だった。

■往路
マッケンジーさんは、自分の牧羊犬を使って他人の羊を1000頭盗もうとした。しかし流石にそれは無理があり、見つかって捕まった。
マッケンジーさんは、法廷で「こんな牧羊犬知らん。」と言って無罪を訴えるが、犬はマッケンジーさんにしっぽを振り、これを証拠に有罪の判決が下った。

■復路
マッケンジーさんの所有する羊は、1000頭に達していた。だが周りの牧場の羊は減る一方。それは羊を盗んでいるからだということが分かり、マッケンジーさんは投獄される。しかし、盗んだのはマッケンジーさんではなく、彼の牧羊犬が勝手にやっていたことだった。

往路の話では、マッケンジーさん、どうしようもない人。
復路の話では、犬のしつけをできない人。

真実はいかに?


バスはテカポに到着し、ここで写真休憩になる。

テカポ湖にまた来た!

この前より綺麗に見えるのはなぜだろう?

どこが違うか分かった。
山脈が雪化粧している。

マウント・クック周辺の登山コースを歩いているとき、雪に降られて災難だったけど、こうやってテカポで違う景色を見られるなら、 あの悪天候もラッキーだったかも。


バスに乗り込み、再出発。
ちなみにバスはクライストチャーチ行きなので、俺だけアッシュバートンに降ろしてもらう。

アッシュバートンの観光案内も聞かせてもらえた。

この街はバスの車両の生産で有名らしい。
日本でも、丸の内シャトルなどで使われているとのことだ。

・・・観光地としては、ちょっと魅力的じゃないお話だ。


そして、アッシュバートンのバス停に到着。

バス停目の前にある、ミヨが働くカフェに行こうとするが・・・あれ?
カフェなんてないぞ。

  • 一言 バス会社によってバス停が違うのでは?