くっつき虫の死闘 魚釣りはだだの余興?(11日目/テカポ)魚の釣れそうなポイントへ移るため、テカポ湖より4、5km離れた場所へ移動する。 テカポ湖とは違う青さの湖が見えてきた。 湖の畔には、コテージやキャンピングカーがけっこう見える。
透明だ。 全く色が付いてないと、湖が黒くも見える。
キーマはしょっちゅう、針を木に引っかける。そして、楽しそうに笑う。
ボンは木に登り、針をはずす。 木登りうまいなぁ。 ニュージーランドの子供たちは、こういう自然の中で遊ぶことが多いんだろうな。
俺は確認できなかったが、魚はいるようだ。 しかし、一向に釣れる気配はない。
1時間くらいたったところで引き上げることにした。結局収穫なし。 でも、キーマとボンは、なんかすごく機嫌がいい。 そんな2人は車に戻る途中・・・
ボンが何かキーマに投げつけた。 見事にキーマの服にくっついた。 するとキーマはあたりに実ってるくっつき虫を、手いっぱいにこそぎ取る。
ボンは頭からくっつき虫をかぶる・・・キーマ容赦ねぇ。 不憫に思い、ボンの髪についたくっつき虫を取るのを手伝っていると・・・
キーマはさらに追い打ちで、くっつき虫のシャワーを浴びせる!・・・情け容赦ねぇ。
ボンも手当たり次第、くっつき虫をこそぎ取る。
何を言ってるか分からないけど、すごくヒートしてきたぞ。巻き沿い食わないように、ちょっと離れる。荷担したいが、どちらにも恩があるし・・・。
ボンは最初、クールな少年かと思っていたけど、単に怪しげな日本人が側にいて、警戒していただけなのかな?
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