別れ際の手まり 楽しませてくれた家族とお別れ。(11日目/テカポ)魚釣りの帰り道、車で走り出してすぐ、ボンが叫んだ。
何か川で見つけたようだけど・・・ よく見ると鳥の巣がある。 何の鳥だろう?一瞬ペンギンに見えたけど、よく見ると違った。 ※現在、何の鳥か調査中。
走行中、今度はキーマが、後ろに乗っている俺に聞こえるように、大きな声で話す。
おっ、ハク・・・白鳥? ズームしても・・・ 白くないじゃん!黒鳥じゃん! スワンって、日本だと白いけど、ニュージーランドでは黒いんだ。 なんか、小型ネッシーにも見えてしまう。
天気が良くなって、湖の青さがよりいっそう綺麗になってる。
このリゾート地で、シングルに泊まれる経済力なんてない。
どうやら、キーマがバックパッカーまで案内してくれるらしい。 たぶん、俺の英語力じゃ、しっかり宿泊できるか心配なんだろうな・・・。 そういうわけで本日泊まる宿は「レイク・テカポ・バジェット・アコモデーション」に決まった。一泊25ドルくらいのバックパッカーだ。 部屋の鍵を受け取るが、バックは車に置きっぱなしだったので、一度駐車場に戻る。 キーマ、ボン親子とも、もうお別れ。 別れる際、持っていた手作りの手まり「河原ナデシコ」をお礼としてキーマに手渡す。 えっ?と、疑うような喜び方・・・。
説明できない。手まりの作り方なんて、日本語で説明するのもやっかいなのに、英語じゃ全く言葉がでてこない。
車に乗り込んだ2人に別れを告げる。 そして俺は立ち去っていくが、振り返っても車が発進する気配がない。 ニュージーランドでは、かなり手まりがヒットするらしい。 でもきっと、手まり1つで釣り合わないほどお世話になってるよ。
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