川の生活利用 川の周りに文明が栄える訳だ。(9日目/キンベル)

川辺で1時間ほど昼寝をして、再び歩き出す。

川辺をずっと歩いて行ければ楽なんだが、それはやっぱり無理だった。
川の蛇行が激しいし、両脇はとても歩けない林に挟まれてるものだから、川を横断して進むしかない。


3時間ほど歩いたところで、しばらく休むことにした。

水温は不明。温度計壊れてた。

冷たい川の水で、持っていたオレンジジュースを冷やす。

そして冷えるのを待っている間に、水浴びでもしよう。

水風呂

今日のお風呂。ただし水風呂。

裸でも誰もこないだろう。

というか、こんなとこに来るヤツの気が知れない。


休憩を終え、また歩き出すが、日が少し傾いてきたし、テントを張って休むことにする。

増水には注意して、川から離れた高台になっているところにテントを張る。

テントから少し歩いたところには、川を横切る・・・いや、川に横切られる道があった。

道の上に川

ここで洗濯をする。洗剤はもちろん使わない。
道と川が接しているところは、水の流れが緩やかで、洗濯物が流されてしまう心配がない。

2日分の洗濯物を川に浮かべていると、川の向こうの道の奥から車がやってきた。
運転手が川の手前で降りて、なにやらタイヤをいじっている。
車高の高い4WDの車だし、川を渡る気だと気づき、あわてて洗濯物を回収。

やはり車は川の中へ突っ込んでいき、すごい傾きながらも川を渡りきって、去っていった。

やっぱりここ、道なんだ。
道ってことは分かってたけど、使われている道とは思ってなかった。


洗濯を再開し、脱水したものを、テントの外側に洗濯ばさみでとめておく。


さて、次は夕食。

固形燃料を入れた大鍋の縁に小鍋を乗っけてお湯を沸かす。

川で水を汲んで、固形燃料でお湯を沸かす。

登山用品店に売っていた。

本日は燃焼系スポーツヌードル(日清)。
日本から持ってきたけど、かさばるからいいかげん食べよう。

この燃焼系スポーツヌードルは、通常のカップヌードルより麺がゴムっぽかった。
脂肪が燃焼されたかは不明。


そして食事後、川で歯を磨き、テントに戻って就寝。

飲み物冷やし、風呂、洗濯、食事、身支度・・・
川の近くって、生活がすごく便利になるんだなぁ。

  • 一言 川と水の有難みを思い知った。