婦人と牧羊犬 農村ならではの出会い。(7日目/ビルフィールド)

ロイ&ミヨ宅で確認した地図によると、ビルフィールドという村に到着してるはずだが、家が2、3軒しか見あたらない。

道路名が書かれた看板があったので、それをもとに現在地を予測していると・・・道の向こうからトラクターの音が聞こえてきた。農家の夫婦が乗っている。

そして、トラクターの助手席から奥さんが降り、俺に話しかけてきてくれた。

農家の婦人
Hi, Where...? (やあ、どこに向かってるの?)
えだ:挨拶
ハロー、ジェラルディン。(こんにちは、ジェラルディンに向かってる。)

相変わらずこの国の人は、困ってそうな人にすぐ声をかけてくれる。

農家の婦人
Pera pera pera ... (この道をまっすぐ行って、国道を右に行って・・・)

俺も相変わらず英語を聞き取れないが、一度国道に出ないといけないということは分かった。

えだ:感謝
サンキュー!

と、いって、行こうとすると・・・

農家の婦人
Wait! By car! (まって!車で送っていくよ!)

どうやら、最初から車で送っていくと言っていたらしいが、聞き取れてなかった。
ヒアリング能力の低さが情けない。

それはともかく、お言葉に甘え、車に乗せてもらう。


車でジェラルディンに向けて出発。

シートベルトしながら振り向いての撮影はきつかった。

後ろに犬も乗っている。

えだ:質問
イズ ディス ドッグ シープ ドッグ?(この犬、牧羊犬?)

怪しい英語で質問する。

農家の婦人
Yes. But he is no good. (そうだよ。だけど、でき悪い。)

でき悪いのか・・・。でも、牧羊犬って、やっぱりボーダーコリーなんだ。
映画「ベイブ」でも登場した模様の犬だ。

初めて牧羊犬を見て感動したことを、この婦人に伝えているうちに、ジェラルディンに到着。
今日はミヨが勧めてくれた「バックパッカー」という宿泊施設に泊まることにする。相部屋だけど安く泊まれるところ。

バックパーカーの前に降ろしてもらい、婦人と牧羊犬を記念に撮影。

婦人の笑顔が素敵だったが・・・

人が切れてる。元写真はもちろんしっかり写ってるが、トリムしてしまった。

※自分の写真がネット上で公開されてたらいやだな・・・て、思う人がいるかもしれないから、一応ニュージーランドで会った人たちの顔は掲載しない予定。そんなことを気にする必要はないかもしれぬが。まあ、個人特定不可能な似てない顔のイラストでご勘弁を。


記念撮影を終え、婦人と牧羊犬に別れを告げる。

さて、初めて泊まるバックパッカーというのは、いかなるものか?

  • 一言 見知らぬ人と一緒に泊まるのはドキドキですよ。