羊の生活 意外とたくましいかも。(8日目/ヒルトン)

今日の午前中はまったく進まなかったが、午後から気を取り直して再出発。
国道79号を西に向かえばテカポにつけるが、さっそく国道からはずれ、農村を通って進んでいく。

ヒルトンという人口2桁程度の村の、とある芝生で休憩していると、向こうから10t車級のトラックが突っ込んできた。

もちろん「乗っていくか?」ということだが、行く方向が違ったので無理だった。

トラックが去ると、芝生には車輪の跡がしっかり残ってる。
この国は、芝生が整備されてて綺麗だけど、大型車もお構いなしに芝生に乗り上げて走る。きっとこうしてニュージーランドの芝生は、たくましく育つんだろう。

さて、また歩き始める。

牧場で羊や馬はよく見かけるが、今回初めて見る動物がいた。

こっち見てるシカの群れ

おっ、トナカイ!・・・じゃなくてシカか。

※シカは高級食材らしい。後日、ごちそうになる機会があった。

シカは集団行動で、牧草の上を駆け回る。羊や牛に比べると、ずいぶんたくましい草食動物に見える。
人をすごく警戒するし、世話が大変そう。


周りに目をやれば、緑の丘が続く、のどかな景色になっていた。

丘

内陸にあるテカポまでの道のりは、勾配だらけ。

肉眼の方が勾配がきつく見えた

遠慮のない上り下りが続く。

転がり落ちないか?

羊たちはけっこうな斜面で生活していた。

足滑らせて、転がり落ちないのか?
こんな斜面の生活じゃ、俺は怖いけどな・・・。羊のくせにやるな。

  • 一言 羊を見直した。