Mt.ジョンの罠 ただの散歩道ではないのか?(12日目/テカポ)

湖の色がまた少し変わっている。
透明感のない、絵の具を混ぜたような水色が広がっていく。

水色の変化

湖の向こうに見えるのが、今から登るマント・ジョン。

登山口を目指し、湖に沿って歩いてゆく。

オレンジの花、なんだろう?

途中、色鮮やかな花畑が広がっている。

全体的に青い景色が広がってるから、オレンジの花が対比で美しい。

薄暗い林

そして、マウント・ジョン登山口に到着。
この山の頂上には、天体観測所があるらしいが、夜行くと怖そうなところだ。

人1人分の道幅

道は細いけど、緩やかなところが多くて、軽い散歩の気分で登っていける。


が・・・

歩いているうちに、道の舗装状態が悪くなってきた。

というか・・・

有刺鉄線右側にいる。

なんで、有刺鉄線の向こうに、道らしい道があるの?

俺のいる位置は、写真の有刺鉄線挟んで右側。
どういうことだ?

とりあえず、このまま進んでみる。

草木をかいくぐる。

どんどん道が険しくなってくる。

たぬ
もはや道じゃないじゃん。


それでもさらに進んでいく。

ここは・・・?

どこだここは!?

もしかして道に迷ってる?

たぬ
道に迷う以前に、道なんてないから・・・。

もう、ここまでくれば、さらに進むしかない!

テカポ湖が見えた!

林を深いところへ進んでいくと、木々の隙間から、テカポ湖の水色が見えた。


流石にこれ以上進んでも下っていくだけなので、頂上の方を目指し、引き返すことにした。

こんな庶民的な散歩道で、なぜ道を間違えたんだ?
理解できない・・・。

  • 一言 マウント・ジョン、侮れない。