罠の正体 後日判明したのだが・・・。(12日目/テカポ)マウント・ジョンの頂上には、きっと有刺鉄線の向こうに見た、道らしい道を登っていけば着けるだろう。 そして、やっとまともな道に戻り、登っていくと、林を抜け、視界が開けてきた。 頂上が近い。 頂上が近づくにつれ、何か建物が見えてくる。 天体観測所だ。 ※テカポは晴天率が高く、空気の透明度が3000m級で、天体観測には最適の場所らしい。 しかし、天体観測所までの道の途中・・・ 道がふさがっている!立ち入り禁止か? ここに来るまでも、一度こういう道のふさがった場所に出くわした。 ※後から聞いて分かったことだが、これは通行止めではなく、木の台を踏み台にして進むところ。
道がふさがってるならしょうがない。 あたりを見て、一番高いところへ突き進むことにした。
テカポ湖の反対側は殺風景だ。牧場が広がっていると思うけど、色がくすんでて荒野にも見える。
またもや現実感を失いそう。 上から見下ろすテカポ湖の景色は、街から見たときと全然違う。 どこかの芸術家が創ったかような・・・そのまま現実として、美しいと受け入れることができない景色。
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